木更津高専 人文学系
木更津高専 環境都市工学科
2024 年 80 巻 9 号 論文ID: 24-00035
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1920年にはじまる嘉南大圳事業の前年に,台湾総督府の依頼によって神保小虎が水利事業対象地の調査を行った.神保は日本国内で有名な地質学者であった.彼は調査の結果として,ダム建設は安全という結論を出し,さらに事業に対する有益な助言を行った.神保による調査の結果,事業は実現に向けて大きく進展することになり,議会における予算の承認につながった.本論文では神保による調査の意義について詳しく検討する.
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