土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.27
MODELING OF BREAKING SOLITARY WAVE RUN UP
Mohammad Bagus ADITYAWANHitoshi TANAKA
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2011 年 67 巻 2 号 p. I_607-I_612

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抄録
 長波の数値計算には浅水流方程式を用いることが多い.この際,抵抗則にはマニングの粗度係数などの定常流の知見を援用するが,非定常性が卓越する場においてはこのような手法の精度が十分でないと考えられる.そこで,著者らは浅水流方程式とk-ωモデルを連立させて解く手法を提案している1).ただし,前報の数値計算では非砕波のケースに限定されていた.そこで,一様斜面上を遡上する砕波を伴う孤立波を対象に,前報のモデルにShock Capturing Schemeを組み合わせたモデルを開発した.数値計算の結果,本モデルにより遡上波の波形,遡上高さを精度良く計算できることが分かった.また,底面せん断力の経時変化は流速の二乗と異なる波形を示し,マニングの粗度係数では表現できない変化特性を示すことが明らかになった.
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© 2011 Japan Society of Civil Engineers
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