土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.31
超大型バルク船の減載時の航路諸元算定手法に関する基本的検討
安部 智久谷本 剛
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2015 年 71 巻 2 号 p. I_203-I_208

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抄録
 現在新興国の旺盛な資源需要やパナマ運河拡張計画を踏まえて超大型船の建造・竣工が進展している中で,我が国においても国際バルク戦略港湾政策が進められている.超大型バルク船を対象とした複数寄港が想定されているため減載状態を対象とした航路諸元(航路水深,航路幅)算定手法が必要となる.本研究では,航路算定手法の確立に向けた基礎的な検討として,2007年に改訂された「技術基準」より導入された第二区分の航路諸元算定手法の考え方等に基づいて減載時の船舶挙動を分析し満載時と比較した.
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© 2015 公益社団法人 土木学会
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