土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.33
透過型有脚式離岸堤を用いたL型突堤の漂砂制御機能の検討
百瀬 尚至鈴木 知陽佐藤 雅史山本 庸介宇多 高明石川 仁憲芹沢 真澄宮原 志帆
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 73 巻 2 号 p. I_564-I_569

詳細
抄録
 清水海岸北端部の三保松原では,景観改善を行いつつ侵食対策を進めるために,従来の消波ブロック式消波堤に代わってL型突堤を設置する計画が採用された.このL型突堤は,横堤として有脚式離岸堤を用いているが,清水海岸にL型突堤を設置するにあたってその漂砂制御効果を明らかにすることが求められた.本研究では,L型突堤の建設と同時に清水海岸北端の飛行場付近からのサンドリサイクルを行った場合の地形変化を等深線変化モデルを用いて予測し,L型突堤の漂砂制御効果を明らかにした.
著者関連情報
© 2017 公益社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top