土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.33
南向き沿岸漂砂の卓越する片貝漁港周辺での堆砂機構の解析
宇多 高明三波 俊郎大木 康弘大谷 靖郎五十嵐 竜行
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2017 年 73 巻 2 号 p. I_600-I_605

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抄録
 深浅測量データにより片貝漁港の北防波堤と防砂突堤に挟まれた区域での1994~2011年の堆砂量を求めたところ,総堆砂量は77万 m3,平均堆砂速度は4.5万 m3/yrであった.堆積速度は等深線変化モデルによる計算速度4.9万 m3/yrとよく対応し,広域で汀線変化から推定された沿岸漂砂量と漁港周辺の深浅図から求められた漂砂量がよく一致することが分かった.また,片貝漁港では,南向きの沿岸漂砂が北防波堤を回り込んで流入しているが,北防波堤の南側隣接域に長さ650 mの防砂突堤が伸ばされたため,流入漂砂のトラップが起こりやすくなって北防波堤と防砂突堤に挟まれた区域で堆砂が助長されていることが分かった
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© 2017 公益社団法人 土木学会
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