2021 年 77 巻 2 号 p. I_53-I_58
アスファルト舗装は供用中の気象作用により表面近傍ほど劣化が大きいことが指摘され,その対策法の一つとして,カーボンブラックにより紫外線を遮蔽することによる長寿命化が検討されている.新設バイパス道路における試験舗装として表層のアスファルト混合物にカーボンブラックを添加し,供用6年目まで追跡調査した.その結果,アスファルト劣化は舗装表面から10mm部分において特に顕著なこと,カーボンブラック添加により供用6年では2年間程度の期間に相当する紫外線劣化の遅延抑制効果があることがわかった.