本研究は、入院時に絵本を活用したプレパレーションが、子どもの対処能力にどのように影響したのかを明らかにすることを目的に、質的記述的研究を行った。研究対象者は、B病院C病棟にはじめて入院した3歳~10歳の8名であった。結果、【入院時のプレパレーションを受けることで、入院することに覚悟をきめた】、【家族から離れる寂しさをはじめて体験し、乗り越えようと努力した】、【看護者を頼り入院生活を送れた】【入院生活を落ち着いた気持ちで過ごした】、【入院生活に前向きな気持ちで過ごした】、【医療行為に前向きな気持ちで臨んだ】、【入院生活を頑張ることができ、達成感を持った】の反応が見られ、子どもは入院時に絵本を活用したプレパレーションを受けることで、危機的状況を回避できるようになると考えられた。