日本小児看護学会誌
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研究
入院中の発達障害の特性をもつ子どもに対する熟練看護師の看護実践
岩浪 睦竹村 淳子鈴木 美佐
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2026 年 35 巻 p. 127-135

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抄録

 入院中の発達障害の特性をもつ子どもへの看護実践を明らかにすることを目的に、発達障害の特性をもつ子どもとかかわった経験が豊富な小児看護経験5年以上の熟練看護師12名にインタビューを行った。質的記述的に分析した結果、【子どもの様子の観察と安全の評価】、【一人ひとり同じではない特性についての情報を家族から聞く】、【緻密な観察で個々の特性や真意を探し出す】、【子どもにとって信用できる存在でいる】、【子どものストレスを増大させない環境作り】、【入院中の新しい経験や困難な状況への適応促進】、【重要な話をする際の集中確保と情報伝達】、【子ども自身が対処を見出すまでの伴走】、【負の感情に傾く自分を子どもと向き合う方へ切り替える】が抽出された。入院中の発達障害の特性をもつ子どもを観察し続けながら、成長発達を促す支援がみられた。この実践は、発達障害の特性をもつ子どもとのかかわりに困難を抱える看護師の参考資料となると考える。

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