デジタルアーカイブ学会誌
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口頭発表
[C33] デジタルアーカイブシステム及びソフトウェアの品質管理標準化に向けた課題整理:デジタルアーカイブアセスメントツールと産業規格の対応付けに着目して
大橋 正司
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 4 巻 2 号 p. 225-228

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抄録

システム・ソフトウェアの品質については、2019年にかけていくつかのJISが整備・改訂されている。特に、システム・ソフトウェアの品質要求及び評価について定めた規格群JIS X 25000:2017 SQuaRE(Software product Quality Requirements and Evaluation)シリーズ[1]は、デジタルアーカイブの品質管理の標準化を検討する上でも品質特性の包含性が高く、参照すべき点が多い。本稿ではこれらの規格の概略と改訂の動向を紹介しながら、平成30年4月に発表されたデジタルアーカイブアセスメントツール(以下「アセスメントツール」と呼称)[2]に着目し、本ツールの記載項目がこれらの関連性の高い産業規格上どのように対応づけられうるのかを検討し、デジタルアーカイブの品質管理の標準化に向けた課題を整理する。

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