日本透析医学会雑誌
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原著
透析中運動療法の運動強度が溶質除去量に及ぼす影響
臼井 直人泉 朋子稲津 昭仁久留 秀樹佐々木 智充熊川 七海千葉 康雄木山 唯人土屋 貴彦須藤 祐司上畑 昭美
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2019 年 52 巻 2 号 p. 101-108

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抄録

透析中運動療法の強度の違いが溶質除去に及ぼす影響を調査した. 対象は透析患者17名とし, 安静時と運動時のデータ採取順序は無作為に割り付けた. 心肺運動負荷試験 (CPX) から嫌気性代謝閾値 (AT) を測定し, AT未満群, AT群に分類した. 1時間ごとに透析排液を採取し, カリウム (K), リン (P), 尿素窒素 (BUN), β2-microglobulin (β2MG), α1-microglobulin (α1MG), アルブミン (Alb) を測定した. K, P, BUNはAT未満群で運動中の除去量が増加し, AT群では運動後のP, BUNの除去量が減少した (p<0.05). α1MGはいずれの強度でも運動中の除去量が増加し (p<0.01), β2MG, Albに変化はなかった. 中強度の運動では小分子の除去量が減少するが, 低強度ではAlb漏出量の増加なくK, P, BUN, α1MGの除去量を増加させる可能性がある.

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© 2019 一般社団法人 日本透析医学会
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