日本透析療法学会雑誌
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血液透析患者に合併した肝膿瘍
飛田 美穂高宮 登美飯田 宜志在原 和夫平賀 聖悟佐藤 威田中 豊
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1988 年 21 巻 4 号 p. 349-353

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抄録
感染症は血液透析者の一般的な合併症の1つであるが, 時として致命的となる. 今回, 血液透析患者に合併した肝膿瘍症例を経験したので報告する.
患者は28歳の男性で血液透析導入6ヵ月目に呼吸困難と高熱を来たし当院へ入院した. 超音波およびCT検査にて, 肝左葉S2に90×80mmの肝膿瘍を認めた. 抗生剤の全身投与と超音波映像下穿刺ドレナージにより, 約2ヵ月後には膿瘍は消失した. ドレナージチューブを抜去し, 抗生剤投与も中止したが臨床症状は改善し膿瘍の再発もなく軽快退院, 以後外来維持透析中である.
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© 社団法人 日本透析医学会
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