EdTech活用における連絡伝達確認教育の重要性とその結果

抄録

桐蔭学園では，Classi株式会社のEdTechサービス「Classi」を用いたICT教育の利活用がある．今回，日々の情報活用能力の育成には，連絡事項の伝達確認に意識を向けた場合，利用状況と定期課題の成果，定期試験への影響がどの程度現れるのかを報告する．情報活用の能力育成においては，一方通行でなく，如何にして双方向のやりとりへと変化させられるか重要であり，教育効果としてどの程度現れるのか，どの程度個人能力の成長に影響を与えたかも確認する．これまでの一斉型授業であってもEdTech環境導入後の活用次第では，生徒と教員それぞれが個に意識を向けることができ，デジタル教材の活用する学習基盤が構築できる一つの実践報告である．