主催: 日本デジタル教科書学会
後援: 文部科学省, 京都府教育委員会, 京都市教育委員会, 京都大学大学院教育学研究科教育実践コラボレーション・センターE.FORUM, 京都大学学術情報メディアセンター Learning and Educational Technologies Research Unit(緒方研究室)
会議名: 2020年度日本デジタル教科書学会年次大会
回次: 9
開催地: 京都/オンライン
開催日: 2020/08/10 - 2020/08/11
本研究は、震災モニュメントに着目した防災教育の在り方を、具体的な実践事例の紹介を通して提案するものである。具体的には、筆者の勤務校の防災部が、タブレットを活用して市内各地の震災モニュメントおよび防災設 備のマッピングを行い、デジタル防災マップの作成を行った。本研究の成果として、①阪神・淡路大震災に関係する震災モニュメントと、地域の防災設備の設置場所を兼ね備えたデジタル防災マップを作成することができた点、②アクティブ・ラーニングの視点から防災教育を捉え直し、実践を行った点が挙げられる。一方で、課題として、①継続した活動を続ける必要がある点、②系統的・体系的な実践の部分で課題が残った点が挙げられる。