日本臨床救急医学会雑誌
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臨床経験
救急車同乗医師による救急隊の活動検証
—救急車病院常駐による病院実習・出動方式について—
竹内 昭憲小澤 和弘藤田 義人林 道春住田 昭敏稲垣 博薊 隆文伊藤 彰師津田 喬子勝屋 弘忠
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2003 年 6 巻 1 号 p. 40-43

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抄録

救急隊の現場での活動を検証する目的で救急車に医師が同乗した。また,救急隊が出動体制をとりつつ病院研修を行う場合の問題点を検証する目的で本研究を行った。名古屋市立大学病院に救急車および救急救命士3名(以下,市大研修隊)を常駐させ,救急救命士は病院研修を行い,同時に名古屋市瑞穂・昭和区内で発生した救急事故に対する正規の救急隊(以下,署所救急隊)出動にあわせて,医師を同乗させた救急車を名古屋市立大学から現場に出動させ,両救急隊の活動を検証した。市大研修隊の出動件数は31件であった。うち12例は市大研修隊が現着前に署所救急隊により搬送されたため検証できなかった。現着までの時間および出動距離はそれぞれ,署所救急隊は6分,2.6km,市大研修隊は10分,2.8kmであった。救急活動の検証では問診,理学所見,心電図モニター装着などが的確に実施されてないことがあり,医師同乗による現場での活動検証は今後とも必要であると思われた。

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© 2003 日本臨床救急医学会
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