日本臨床救急医学会雑誌
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症例報告
開胸手術後13日目に発症した薬剤性と思われる横紋筋融解症の1例
濱本 理恵子大城 一井崎 敏也阿曽沼 克弘猪股 裕紀洋
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2003 年 6 巻 1 号 p. 44-48

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抄録

横紋筋融解症は,筋細胞の融解により腎不全などの続発症を引き起こす疾患で,その発生原因は多様である。今回,開胸手術後に横紋筋融解症を発症した症例を経験したので,診断治療に検討を加えて報告する。症例は18歳,男性で主訴は意識障害。先天性食道気管支瘻の再発症例で,開胸下痩孔閉鎖手術後13日目に急性循環不全,大腿部疼痛・腫大で発症した。発症24時間後,ミオグロビン(MG),CPKの著明高値で確診された。発症2日目より持続血液濾過透析(CHDF)を2日間施行,その後利尿薬を使用し腎機能障害なく軽快した。発症原因としては,術後創部保護のため使用したファモチジンの関与が疑われた。

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© 2003 日本臨床救急医学会
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