2005 年 8 巻 6 号 p. 420-423
救助現場で効果的な活動を行うため,救助隊と救急隊が病院前外傷処置に対する共通認識を持つことを目的に,当所属の救助隊員9名に対し,職場内研修を実施した。研修は病院前外傷教育プログラム(Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care;以下JPTECと略す)に準じて実施した。この結果,外傷患者に対し救助隊と共通認識が得られたことで,現場活動の連携強化が図られ,また,活動の確実性が向上した。さらに,外傷教育プログラムは救助隊においても有効であったことが事例からうかがうことができた。