日本教育工学会研究報告集
Online ISSN : 2436-3286
「思考・判断・表現」を意図した記述課題の採点と妥当性
―情報Iの授業における実践研究―
時任 隼平
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2023 年 2023 巻 2 号 p. 162-165

詳細
抄録

本研究の目的は,「思考・判断・表現」を評価するための短答自由記述課題を対象に,「1回の授業で完結可能な思考・判断・表現の育成を目的とし学習課題の評価とその妥当性を検討する」事である.具体的には,私立高等学校Aの情報Ⅰの授業を取り上げ,40名を対象に行った短答自由記述課題の評価結果とその結果の妥当性に関する教員の自信について,データ収集を行った.表現の抽象度によってルーブリックでは捉えきることのできない箇所が明らかになった.

著者関連情報
© 2023 日本教育工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top