日本教育工学会研究報告集
Online ISSN : 2436-3286
授業研究における事実の解釈の了解可能性を高めるためのベイズ推定の活用
花里 真吾柴田 好章
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2024 年 2024 巻 1 号 p. 118-125

詳細
抄録

教師および研究者の専門性が発揮され,その向上が期待される授業研究では,授業記録の解釈の妥当性を高めることが肝要である.しかし,研究は教師および研究者のコミュニティを基盤として行われ,コミュニティや文脈への依存度が高いため,それは容易ではない.こうした難題に対し,本研究では,ベイズ更新・ベイズ推定の見方・考え方を援用し,観測された事実の背後に隠れている事実の解釈の了解可能性を高める方法を検討する.

著者関連情報
© 2024 日本教育工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top