日本教育工学会研究報告集
Online ISSN : 2436-3286
演習型データサイエンス授業における統計不安の因子構造と学習成果との関連
安部 健太戸田 真志
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2025 年 2025 巻 3 号 p. 154-160

詳細
抄録

本研究は,私立大学のExcel演習型データサイエンス科目(48名)を対象に,独自の10項目質問紙を用いて調査を実施した.探索的因子分析の結果,「統計理解に関する不安」と「統計実践に関する不安」の2因子を抽出した.さらに,因子得点とテスト種別を独立変数,テスト成績を従属変数とする混合分散分析では,不安の高低は成績に影響せず,授業中の質問は操作・手順に偏り,統計用語理解の可視化が困難であることが示唆された.今後は記述課題やメタ認知的支援の導入が課題である.

著者関連情報
© 2025 日本教育工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top