2025 年 2025 巻 3 号 p. 154-160
本研究は,私立大学のExcel演習型データサイエンス科目(48名)を対象に,独自の10項目質問紙を用いて調査を実施した.探索的因子分析の結果,「統計理解に関する不安」と「統計実践に関する不安」の2因子を抽出した.さらに,因子得点とテスト種別を独立変数,テスト成績を従属変数とする混合分散分析では,不安の高低は成績に影響せず,授業中の質問は操作・手順に偏り,統計用語理解の可視化が困難であることが示唆された.今後は記述課題やメタ認知的支援の導入が課題である.