2026 年 2026 巻 2 号 p. 124-131
大学の講義型授業において,意見交換やリフレクションといったアクティブラーニングを授業時間内に実現する手段として,ICTを活用したバックチャネル活動支援が試みられてきた.本研究では,チャットとドキュメントを統合したシステムChatmentを講義型授業に適用し,(1)学習場面への対応と(2)学習者への対応の観点から評価した.その結果,授業形態の違いに応じた機能の使い分けが明示的な指示なしに生じること,および参加スタイルの異なる学習者が各自の方法でシステムを活用できることが示された.