魚病研究
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モノクロナル抗体を用いたアジア産水棲動物由来のビルナウイルスの抗原分析
V. LIPIPUNP. CASWELL-RENOY.-L. HSUJ.-L. WUM.-C. TUNGP.W. RENOW. WATTANAVIJARNB. L. NICHOLSON
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1989 年 24 巻 3 号 p. 155-160

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抄録
 アジア産魚介類由来のビルナウイルス18株について, 11種のモノクロナル抗体により抗原分析を行なった。全供試株が北米や欧州の株に共通のエピトープAs1を保有していた。台湾の6株はEEVとエピトープパターンが同一で, 血清型Abと類似していたが, エピトープE3を持つ点が異なっていた。また, タイの1株は血清型Spに固定された。台湾の残りの10株のパターンは様々であった
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© 日本魚病学会
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