β-溶血性連鎖球菌症の注射ワクチン又は浸漬ワクチン投与ニジマスにおける防御免疫について検討を行った。血清凝集抗体は, 注射区で4から16倍, 浸漬区では4倍以下であった。さらにこれらの血清は, Streptococcus sp.を殺菌することは出来なかった。白血球の貪食能は, 両ワクチン区において, ワクチン投与後, 14,25日目において貪食率の増加が認められた。攻撃実験後, 72時間以内に, 両ワクチン魚の腎臓, 肝臓, 脳および血液の各臓器においてほとんど攻撃菌が除去された
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