日本医療・病院管理学会誌
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研究資料
深夜勤務労働が看護師に及ぼす影響
—深夜勤務中の活動量,眠気,疲労感および生理学的指標の変化—
折山 早苗宮腰 由紀子小林 敏生
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2011 年 48 巻 3 号 p. 147-156

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抄録
目的は,深夜勤務時の看護師の活動量,眠気,疲労感および生理学的指標の変化より,深夜勤務労働が看護師に及ぼす影響を明らかにすることである。
深夜勤務の看護師7人(以下,「臨床」群)と,大学生15人(以下,「コントロール」群)を対象として,両群ともに1時間毎の舌下温,疲労感(Visual Analog Scale:VAS),眠気(VAS)を測定し,さらに看護師には心電図,活動計も装着した。
結果,両群ともに,疲労感と眠気,疲労感と時刻に正の相関関係を認め,時間の経過とともに疲労感が増加し,眠気も疲労感と同様に変化することが明らかとなった。しかし,「臨床」群は午前6時に活動量が増加したことで,「コントロール」群より体温の上昇,眠気の軽減,疲労感の減少を有意に認めたものの,周波数成分の変化からは午前6時以降に疲労の増加が示された。朝方の活動量の増加,緊張感が眠気を抑制し,疲労感が隠蔽されている可能性が示唆された。
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© 2011 一般社団法人 日本医療・病院管理学会
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