水文・水資源学会研究発表会要旨集
水文・水資源学会2019年度研究発表会
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【流出】
観測流量データを用いた多変量自己回帰モデルによるハイドログラフの再現精度の検証
*小山 直紀山田 正
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p. 166-

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抄録

一般に降雨流出解析は物理過程に基づいたモデルを用い,流域の降雨をインプットデータとし,河川流量や水位の計算をすることがほとんどである.そのため,降雨データの精度が計算結果に影響を及ぼす.しかし,水文データの乏しい地域において,十分な雨量データを手に入れることが難しく,精度の高い流出解析を行うことが困難な場合が多くある.そこで本研究では,限られた水文データしか得ることができない流域を想定し,流量データから時系列解析の多変量自己回帰モデルを適用し,流域内にある観測地点の流量における再現精度の検討を行った.その結果より,流域内に観測点が数点あれば精度良く再現できることが分かった

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© 2019 水文・水資源学会
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