日本集中治療医学会雑誌
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症例報告
敗血症患者におけるhigh flow-volume large size polymethyl methacrylate-hemodiafiltration(high performance-HDF, HP-HDF)施行時のプロカルシトニン値の変動
田村 哲也坪内 宏樹新美 太祐川出 健嗣辻 麻衣子野手 英明松永 安美香祖父江 和哉
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2013 年 20 巻 4 号 p. 620-624

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抄録
【目的】High flow-volume large size polymethyl methacrylate-hemodiafiltration(high performance-HDF, HP-HDF)の,プロカルシトニン(procalcitonin, PCT)値に対する影響を調査した。【方法】敗血症性ショックでHP-HDFを施行した18例で,HP-HDFでPCTが除去されるか調査した。HP-HDF開始1時間後,3時間後に血液浄化回路の入口と出口で採血し,HP-HDF施行翌日のPCT値も測定した。【結果】血液浄化回路出口部のPCT濃度は入口部の濃度より有意に低下した。HP-HDF開始3時間後の血液浄化回路によるPCTクリアランスは1時間後と比較して有意に低下した。施行翌日のPCT値は入室時と比較して低下傾向だった(P=0.054)。【結論】HP-HDF施行時,PCTはある一定量は除去されると考えられた。
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© 2013 日本集中治療医学会
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