多くの学術雑誌は、その論文中で決定された塩基配列を国際塩基配列データベース(International Nucleotide Sequence Database Collaboration; INSDC)に登録することを掲載の条件としている。DNA Data Bank of Japan(DDBJ)は、INSDC を構成する日米欧三極の1 つである。本稿では、DDBJ への登録用アカウントの取得から、Lactobacillus acidipiscis JCM 10692T 株のゲノム配列登録作業について解説する。ウェブサイト(R で)塩基配列解析(URL: http://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp/~ka
dota/r_seq.html)中に本連載をまとめた項目(URL: http://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp
/~kadota/r_seq.html#about_book_JSLAB)が存在する。ウェブ資料(以下、W)や関連ウェブサイトなどを効率的に活用してほしい。