日本乳酸菌学会誌
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総説
次世代シーケンサーデータの解析手法 第 14 回 RNA-seq 解析(その2)
寺田 朋子清水 謙多郎門田 幸二
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2019 年 30 巻 3 号 p. 153-161

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抄録

Lactobacillus rhamnosus GG の酸ストレス応答を調べた RNA-seq データ(SRP125628 or GSE107337)を Galaxy 上で解析する一連の手順を解説する。具体的には、公共データベース ENA からの Galaxy への FASTQ ファイルのインポート、Trimmomatic を用いた前処理、Bowtie2 を用いたゲノム配列へのマッピング、そして htseq-count を用いたカウントデータ取得まで述べる。ウェブサイト(R で)塩基配列解析のサブ(URL: http://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp/~kadota/r_ seq2.html)中に本連載をまとめた項目(URL: http://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp/~kadota/r_seq2.html#about_book_JSLAB)が存在する。ウェブ資料(以下、W)や関連ウェブサイトなどを効率的に活用してほしい。

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© 2019 日本乳酸菌学会
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