昭和医学会雑誌
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症例報告
ろう孔を形成した膝蓋下ガングリオンの1例
梶 泰隆吉川 泰司山村 亮西川 洋生丸山 博史田中 宏典稲垣 克記
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2012 年 72 巻 1 号 p. 124-127

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抄録
症例は61歳女性,転倒受傷後1年で右膝に腫瘤を認め,近医でガングリオンの診断にて穿刺を受けた.その後,穿刺部からろう孔が形成され,ろう孔部よりゼリー状の内溶液が漏出するため紹介となった.初診時身体所見では,右膝に腫脹・発赤および可動域制限はなかったが,ろう孔よりゼリー状の内容液を認めた.MRI上,膝蓋下にT1強調像で低信号,T2強調脂肪抑制像で高信号の多房性腫瘤陰影を認めた.以上より,右膝蓋下ガングリオンと診断し,手術にて摘出した.病理組織検査でガングリオンと確定診断された.摘出後症状も消失し,MRIでも再発を認めていない.
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© 2012 昭和大学学士会
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