昭和医学会雑誌
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アレルギー性鼻炎に対する星状神経節ブロックの効果
外丸 輝明武田 昭平世良田 和幸香川 豊明中井 久美子小沢 啓子
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1987 年 47 巻 2 号 p. 277-281

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抄録
昭和59年4月より昭和60年5月まで当科で星状神経節ブロック (SGB) 療法を行ったアレルギー性鼻炎患者は64例で, 平均SGB回数は15.8回であった.SGB療法前のくしゃみ, 鼻汁, 鼻閉, 眼鼻のかゆみの強さを10とし, 治療後これらの症状がどの位減弱したかを患者に評価させた.昭和60年のSGB療法施行例で調査の明確な28例で, 治療後7以下となった例はくしゃみ89.3%, 鼻汁85.1%, 鼻閉77%, 眼鼻のかゆみ87.5%であった.昭和59年のSGB療法施行例で調査のできた14例の昭和60年の症状が7以下となった例はくしゃみ50%, 鼻汁42.8%, 鼻閉45.5%, 眼鼻のかゆみ75%であった.SGB療法の前後でIgG, IgE, RASTには大きな変化はみられなかった.
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