海洋ごみ問題や循環経済への移行の必要性を受け、現在世界中でプラスチック製品やごみについての対策が始まっている。日本の場合、環境省1)によれば、今後プラスチック資源循環において、①リデュース等の徹底、②効果的、効率的で持続可能なリサイクル、③再生材・バイオマスプラスチックの利用促進の、3つの重点戦略を中心に実施していくと提示されている。
京都大学では、プラスチックとの賢い付き合い方を考えて、実践するムーブメントを起こすため活動が検討されている。その一環として、学内でマイボトル普及を目指している。本研究は、今後のマイボトル普及促進にあたって、ペットボトル飲料およびマイボトルの利用実態や意識をアンケート調査によって明らかにすることを目的とした。