ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
Online ISSN : 2424-3124
会議情報
1P1-H06 静電マイクロマニピュレーションによるマイクロ化学リアクタ
鳥居 徹谷口 友宏所 雅哉樋口 俊郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 52-

詳細
抄録
本研究は, 液中に置いたサンプルや試薬の微小液滴を静電搬送により操作し, 衝突・合体させ, そこで化学反応を起こさせることを利用したマイクロ化学リアクタの研究について述べたものである。この方法により, サンプル量・コストの低減, 反応時間の短縮, ポンプ・バルブなどの要素が不要であるといったメリットが見込まれる。また, 液体中で行うことにより, 蒸発やコンタミネーションの問題がなくなる。また, 数多くの反応を基板上で同時に起こすことが出来るため, コンビナトリアルケミストリ用デバイスとして期待される
著者関連情報
© 2002 一般社団法人 日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top