日本脳神経外科認知症学会誌
Online ISSN : 2436-0937
脳神経外科医による認知症疾患医療センターの特徴
髙谷 了望月 千恵波多野 起民子小笠原 江利子大類 基史石黒 雅敬
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2023 年 3 巻 1 号 p. 31-36

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抄録

【目的】当院は2014年に北海道地域型認知症疾患医療センターに認定され、脳外科医が担当している。今回、脳神経外科医による当センターと精神科医によるセンターとの受診状況の違いを検討した。

【対象と方法】2020年4月1日から2021年3月31日の1年間に当センターに初診で受診した248名を対象に認知症の鑑別診断を行った。

【結果】正常5%、軽度認知障害(MCI)37%、アルツハイマー型認知症(ATD)26%、混合型認知症10%。レビー小体型認知症8%、血管性認知症(VaD)6%、前頭側頭型認知症(FTD)1%、その他13%であった。

【結論】脳神経外科医の担当するセンターはATDよりMCIが多く、物忘れの早い段階で受診していた。またVaDとATDの混合型が多い傾向にあった。

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© 2023 日本脳神経外科認知症学会
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