栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
果肉および種子の成熟過程における遊離糖含有量の変化
かぼちゃ, にがうり, ピーマン, からたちの遊離糖含有量
松下 アヤコ
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1968 年 21 巻 3 号 p. 185-188

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抄録
かぼちゃ, にがうり, からたち, ピーマンの果肉および種子の成熟過程中の遊離糖含有量の変化状況をpaperchromatogramsの分割, 溶出およびmicro-BERTRAND法を応用して定量を行なった。sucrose, glucoseの二種は果肉および種子の未熟時から成熟にいたるまでの期間を通して見出しうるがraffinose, stachyoseは成熟した種子中にのみ見出しうる。試料果肉および種子中のglucose含量は未熟時から成熟時まで常に他の遊離糖の最高位含量を示し主要な糖である。成熟過程における果肉中のglucose含量は概して未熟時に最低量を示し成熟時近くに最高量を示す。また種子中のglucose含量は未熟時に最高量を示し成熟時に最低量を示す。
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© 社団法人日本栄養・食糧学会
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