日本栄養・食糧学会誌
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キシロオリゴ糖摂取による腸内細菌と腸内腐敗産物の挙動
藤川 茂昭岡崎 昌子松元 信也
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1991 年 44 巻 1 号 p. 37-40

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抄録

キシロオリゴ糖摂取により腸内ビフィズス菌が増加することが明らかにされている。本報では, キシロナリゴ糖摂取に伴う, 腸内腐敗産物の挙動について検討した。
腸内腐敗産物 (p-クレゾール, インドール, スカトール) はキシロオリゴ糖を摂取することにより減少する傾向が認められた。腸内腐敗産物 (アンモニア, p-クレゾール, インドール) は腸内バクテロイデス菌の増加と有意に正の相関が認められた。他方ビフィズス菌の割合が増加するとこれら腸内腐敗産物は減少する傾向が認められた。

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