愛知県がんセンター中央病院形成外科部
浜松医科大学形成外科
2014 年 26 巻 3 号 p. 89-94
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下顎悪性腫瘍区域切除後の骨性再建において遊離腓骨皮弁は有用な再建方法の一つである。今回,当院で施行した6例の腓骨皮弁再建後5年以上経験した長期症例を検討した。全例常食が摂取可能で,会話機能においても問題なかった。日常生活に制限を認める症例もみられなかった。皮弁採取による足趾変形や歩行障害を認める症例はなかった。腓骨皮弁による下顎再建は,長期的にみても有用な再建方法であると思われた。
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