日本小児アレルギー学会誌
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ガイドライン解説:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017
第8章 急性増悪 (発作) への対応
手塚 純一郎二村 昌樹亀田 誠
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2019 年 33 巻 2 号 p. 212-220

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抄録

 「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン (Japanese Pediatric Guideline for the Treatment and Management of Asthma : JPGL) 2017」 における, 急性増悪 (発作) への対応について概説した. 今回の改訂で, これまで急性発作と呼称していたものを気管支喘息は気道の慢性炎症性疾患であることをより重要視し, 国際的にも “attack (発作) ” とは記載されなくなってきていることを鑑み 「急性増悪 (発作) 」 とした.

 治療方針決定のために必要な発作強度判定を行いやすくすることを目的とし, 新たに発作強度判定表を作成し判定基準を明確化した. これまで乳児喘息は別章に記載されていたがJPGL2017より記載が1つの章へ統一され, 短時間作用性β2刺激薬 (short acting beta2-agonist : SABA) の吸入量が体重によらず一定量を使用することが示された. また, システマティックレビューにより, 急性増悪時の吸入ステロイド薬増量は推奨されず, SABA吸入はスペーサーを用いても電動式ネブライザーに劣らないことが示唆された.

 全身性ステロイド薬投与については最大投与量を示し, 静脈内投与と経口投与で効果は同等であること, 漫然と投与することは避けることとした.

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© 2019 日本小児アレルギー学会
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