日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
ISSN-L : 2424-1946
第69回(2018)
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シンポジウム
「体育科教育学」教育の本質を問う
吉永 武史今関 豊一
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p. 52_1

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抄録

 体育科教育学は、従来の体育科教育法や保健体育科教育法(以下、「体育科教育法」)の改善をめざす中で、その発展形態として構想されてきた(竹田、1997)。教職課程を有する各大学の体育科教育法については、基本的には大学院(修士課程または博士課程)において体育科教育学を学問として究めた専門家が担当している。しかし、近年は、学問としての体育科教育学よりも、小学校・中学校・高等学校等において教科体育の実践経験が豊富な者が担当となるケースが出てきている。そのため、各大学における体育科教育法の授業が一様でなかったり、体育科教育学の知見がそれらの授業に十分反映されていない等の状況がみられ、教職課程の質の保証・向上の点で改善が必要であると考えられる。また、教職課程の見直し(教職課程の再課程認定)も進められ、今後は学習指導要領の目標や内容を踏まえつつ、より良い体育授業の実現に向けた方法原理等に関する理解を深め、実践的力量を高めていくための体育科教育法の充実が求められる。そこで本シンポジウムでは、体育科教育学の教育者をどのように育てていくかについて議論するために、「『体育科教育学』教育の本質を問う」をテーマとして設定した。

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© 2018 一般社団法人 日本体育学会
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