筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター水戸協同病院整形外科
筑波大学医学医療系整形外科
2020 年 11 巻 8 号 p. 1049-1055
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はじめに:側方椎体間固定における矯正角度と合併症の頻度に関して術前楔状変形の強さと向きが影響を及ぼすのか調査した.
対象と方法:腰椎変性後側弯症14例46椎間を対象とした.
結果:楔状変形の強い椎間および楔状開大側からのケージ挿入で有意な矯正効果を認めた.終板損傷は全体の22%,椎弓根骨折は3.3%で発生していた.
結語:術前楔状変形の強い椎間は冠状面矯正が得られやすいが終板損傷を有意に多く認めた.
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