日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第48回日本植物生理学会年会講演要旨集
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タイリングアレイ、454シーケンサーを用いた乾燥・低温・塩ストレス・ABA処理条件下での全ゲノムトランスクリプトーム解析
*関 原明松井 章浩金 鍾明石田 順子中嶋 舞子諸澤 妙子川嶋 真紀子佐藤 将一藤 泰子栗原 志夫神沼 英里遠藤 高帆望月 芳樹小林 紀郎豊田 哲郎篠崎 一雄
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p. S030

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抄録
植物は移動の自由がないため、乾燥、低温、塩などのストレスに対する独自の制御機構を備えている。これまでにDNAマイクロアレイ法などを用いて、乾燥、低温、塩などのストレスに対して応答する植物遺伝子が多数単離され、それらの機能が同定されつつある。しかしながら、アンチセンスRNA、non-coding RNA、small RNAやクロマチンリモデリングなどのストレス応答機構における役割に関してはまだ多くの点が不明なままである。
全ゲノムタイリングアレイ解析や454 Life Sciences社の高速シーケンシングシステムを用いたRNAの大量解析は、全ゲノムトランスクリプトームの解析方法の1つとして最近注目されてきている。これまでにシロイヌナズナ全ゲノムタイリングアレイを用いて、乾燥、低温、塩などのストレスやABA処理(2時間および10時間)したサンプルを用いて解析したところ、ストレス応答性の新規な転写産物やアンチセンスRNAが多数存在することが明らかになった。また、454社の高速シーケンシングシステムを用いたsmall RNAの大量解析から、ストレス応答性のsmall RNAを幾つか同定した。同定されたストレス応答性の機能性RNAに関して、現在機能解析を進めている。
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© 2007 日本植物生理学会
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