日本惑星科学会秋季講演会予稿集
日本惑星科学会2005年秋季講演会予稿集
セッションID: 3306
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月初期の衝突率不均質による連続的方向転換
*諸田 智克古本 宗充
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抄録
月初期はクレータ生成率が高く、さらに不均質であったため、それにより月表層の密度構造が大きく変化した可能性がある。その場合、月の慣性主軸が変化し、月は方向転換を起こしたと考えられる。本研究では、ベースン形成期間における、クレータ生成率不均質による地殻厚の形状の変化を評価し、現在、見積もられている地殻厚形状との比較から、月初期の方向転換モデルの妥当性について考察する。
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© 2005 日本惑星科学会
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