大阪府立羽曳野病院アレルギー小児科看護部
大阪府立看護大学看護学部
2001 年 11 巻 2 号 p. 290-295
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中学進学を目前に控えた在宅酸素療法(home oxygen therapy, HOT)下にある3人の女児とそれぞれの家族が抱える問題は,行動範囲の制限,身体イメージの変化,中学進学に対する期待と不安であり,中学校の理解と協力を必要としていた.患児とその家族だけで問題解決に向けて努力するのではなく,患児をよく知る看護職者が地域に出向き,家庭訪問をし,実際の生活を知り,小中学校の教員にHOTに関して文章による説明と話し合いを行い患児のクオリティーオブライフの向上に寄与した.
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