信州大学医学部内科学第一講座
信州大学保健学科検査技術科学専攻生体情報検査学講座
信州大学医学部附属病院臨床検査部
2009 年 19 巻 2 号 p. 121-126
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大学病院でスパイロメトリーが施行された40歳以上の患者で,すでに定期通院しているCOPDおよび喘息を除く1657例のうち,閉塞性換気障害を認めた者は内科系診療科受診患者の19.4%,外科系診療科受診患者の12.8%で,中等症以上が48%を占めた.外科系診療科からの依頼は消化器外科・整形外科の比率が高かった.アンケートの回答が得られた患者のうち,31%は全く呼吸器症状を認めず,併存疾患では高血圧症が最も多かった.
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