日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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ワークショップII
慢性呼吸器疾患看護認定看護師の活動状況と今後
田中 孝美源川 奈央子守田 美奈子
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2014 年 24 巻 1 号 p. 83-88

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抄録
慢性呼吸器疾患看護認定看護分野は,2010年2月に認可され,2012年7月より個人認定が始められ,資格取得者は2014年1月末現在115名となった.本稿では,慢性呼吸器疾患看護CNの就業および活動状況に関する,郵送法による無記名の自記式質問紙調査の結果から,現場における看護ケアの広がりと質の向上に慢性呼吸器疾患看護認定看護師がどのように貢献しているかを報告し,今後の課題と展望について考察し,呼吸ケアに携わるスタッフ教育をめぐる議論の一助としたいと考えた.質問紙調査の内容は,自身や所属施設の状況,CNとしての活動内容,CN 活動の支援に関する41項目である.調査対象者は日本赤十字看護大学看護実践・教育・研究フロンティアセンター1期生の資格所得者29名であり,調査は資格取得後約1年経過した2013年8月から9月にかけて実施し,回収数19(回収率65.5%)であった.
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© 2014 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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