間質性肺炎診療において,薬物療法に加えて非薬物療法である酸素療法や呼吸リハビリテーション,栄養療法,口腔ケア,緩和ケア,医療ソーシャルワーカーなどの介入が求められる.これらを包括的にまとめていくためには,多職種連携が必要不可欠であり,定期的なミーティングを行うことにより様々な情報を共有し,急性期から慢性期(緩和期)まで時期を問わず,個々の患者に最適な診療介入を行うことが可能になる.このような多職種連携を成功させるためには,1)情報共有,2)タスクシフト・シェアリング,3)包括的ケアシステムの構築,などがあげられる.
そこで今回,間質性肺炎診療における多職種連携の意義と無駄のない円滑な医療提供について述べたい.