広島市立安佐市民病院内科
広島大学医学部第2内科
1997 年 7 巻 2 号 p. 122-127
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救急外来を受診した肺結核後遺症による慢性呼吸不全急性増悪患者10例に対し急性期より鼻マスクによる非侵襲的陽圧換気を施行し全例挿管することなく救命した.マスク内圧を連続記録し吸気および呼気感知エラーの有無を判定した.感知エラー例には患者の努力呼吸パターンに対応した非トリガー式の補助換気を考案し,施行した.肺結核後遺症は,夜間には努力呼吸のレベルが下がり感知エラーが生じやすい傾向にあり,注意が必要である.
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