抄録
中華文化の伝統では白は「素色」として、悲しみを表わす色として使われている、それ故若い人たちは西洋の影響で白を結婚ドレスや清潔の象徴として嗜好しても、年長者はそうではなかろうと疑問を持っていた。この度の研究は年齢層が広くいきわたることに気を付け、その結果を調べた。二回の調査で、第一回は色の好き嫌いと連想だけをたずねた。その時、年齢は23より92歳までの幅があった。第二回の調査は、イメージ調査表に記入してもらう調査で、25より65歳まであった。調査対象の人数はそれぞれ360名と420名であった。結果は年齢が増すにつれて、白に対する嗜好率が減った。またイメージの調査では、年長者は自分の意見表示に控えめで、意見が弱い結果がみえた。また見方もまちまちが多い(統計上の標準偏差が大きい)。