抄録
CGやDTPといった情報技術は現代のデザイン制作にかかせない技術であり,これまでは(特定の専門学科がある高校を除けば)大学・短大や専門学校の入学後に基礎から学習していた。しかし,近年は普通の中学校や高校でもCGやDTPを学習する機会が増えてきた。その理由として,政府が推進しているミレニアム・プロジェクト「教育の情報化」などがある。また,パソコンやデジカメなど情報機器を扱う授業が増えたからである。本研究は,財団法人福島県学術教育振興財団の助成を受け,福島県内すべての中学校及び高校を対象にして,CG教育の実態調査を行った。その調査結果を踏まえ,これからのデザイン教育を考察してみた。