日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: P05
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PsyKolo3D〓立方体化したKolam紋様を用いたインタラクティブコンテント
*川合 康央高橋 宏輔長田 昌次郎池田 岳史益岡 了
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抄録
本研究では,Kolamの代表的な紋様パターンを6種類に分類する。このKolamパターンを4方向への回転パターンを考慮すると計16パターンとなる。これをサイコロの各面に当てはめたものをPsyKoloとする。このPsyKoloをフィールドに配置し,上面において一筆書きを成立させることを,コンテンツのルールとする。一筆書きの成立要件は,実際のKolamと同じく,連続する曲線として描画した場合とし,鋭角での連続性は除くものとする。本コンテントは,特別なマニュアルを読まずとも,自然な操作が出来るような設計を行った。まず,右上の「Make a next PsyKolo」から新しいサイコロをドラッグ&ドロップし,フィールドに配置する。次にフィールド上のPsyKoloを移動・回転することで,一筆書きを生成させることとする。不要になったPsyKoloは,ゴミ箱にドラッグ&ドロップすることで消去することが出来る。また,操作方法に迷ったユーザーに対しては,HELP画面を設けた。
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© 2006 日本デザイン学会
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