日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第53回研究発表大会
セッションID: P17
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洗面所の蛇口の提案
日常生活用具の違和感に関する形態的探究
*竹田 里美梨原 宏
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抄録
この研究は、洗面所の蛇口の形態の違和感について探究している。実験的に形状の異なる31個の蛇口のモデルを試作した。そして、この形態は2つのグループに分類できる。一つは三角形状(16個)、もう一つは多面体形状(15個)である。男女10人に試用させSDスケールをもったアンケート用紙に答えてもらった。因子分析の結果、手の長さの違う男女が共に使用可能な使いやすい形態があることを見出した。その形状は、商品としては市場に出ていない。このアプローチはユニバーサルデザイン手法として重要である。
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© 2006 日本デザイン学会
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