抄録
情報デザインの学びに、人間中心設計プロセスの考え方を取り
入れ、調査をベースにデザインを考えるという試みは多く行われ
てきた。特に最近ではエスノグラフィーの調査手法を取り入れた、
ワークショップも多く見受けられようになってきている。[1]
その中で課題として挙げられるのが、調査のデータは揃ったが、
上手くコンセプト作成に結びつけることができないという状態
である。社会人のデザイナーであれば、過去の経験から自分なり
の文法を編み出しているものであるが、経験の浅い学部生レベル
であるとなかなかそうはいかないようである。
本研究は、真行寺ら[2]によって開発された「シャッフルディ
スカッション」に注目し、その効果について検証しようと試みた。